WEBVTT

slide-1
00:00:01.170 --> 00:00:04.533
W3C CEOのジェフリー・ジャフェです

2
00:00:05.550 --> 00:00:08.490
今年は3年ぶりに

3
00:00:08.490 --> 00:00:10.983
対面式のTPACを開催します

4
00:00:12.180 --> 00:00:15.090
バンクーバーのTPACは完全な対面形式ではありません

5
00:00:15.090 --> 00:00:17.580
リモートで参加する方々のために

6
00:00:17.580 --> 00:00:19.173
充実したビデオ機能も提供します

7
00:00:20.790 --> 00:00:25.140
TPACを3週間後に控えた収録時点の今、

8
00:00:25.140 --> 00:00:27.330
ベルリンで開催されたW3Cの会議に出席したのちに

9
00:00:27.330 --> 00:00:30.573
私にコロナの陽性反応が出たことをご共有します

10
00:00:31.830 --> 00:00:34.320
私たちは考えうる限りの対策を講じましたが

11
00:00:34.320 --> 00:00:36.333
コロナはコントロールできません

12
00:00:37.380 --> 00:00:42.380
バンクーバーにいらっしゃる方々の安全を願っています

13
00:00:42.630 --> 00:00:45.690
もしこの事前録画で私の体調がすぐれないように

14
00:00:45.690 --> 00:00:46.893
聞こえたら申し訳ありません

15
00:00:48.990 --> 00:00:52.140
ACミーティングでは、W3Cの法人化に向けて

16
00:00:52.140 --> 00:00:54.000
それに携わる方々から

17
00:00:54.000 --> 00:00:56.043
多くの発表があります

18
00:00:57.090 --> 00:01:01.080
今回の私の事前録画の内容は、私の大好きなトピックの一つである

19
00:01:01.080 --> 00:01:04.683
W3Cの戦略、過去、現在、未来についてです

20
00:01:05.940 --> 00:01:07.470
まずは事務的な

21
00:01:07.470 --> 00:01:10.563
点をお話しします

22
00:01:11.550 --> 00:01:12.933
スライド2をご覧下さい

slide-2
00:01:14.970 --> 00:01:17.700
ACミーティングは、W3Cコミュニティ内の全てのやりとりと同様に

24
00:01:17.700 --> 00:01:22.080
W3Cの行動規範(Code of Conduct)に基づいて運営されます

25
00:01:22.080 --> 00:01:25.833
これはW3C内のインクルージョンを向上させるという目標の一つです

26
00:01:27.090 --> 00:01:29.640
このスライドには、その作業の進行状況を示す

27
00:01:29.640 --> 00:01:32.400
Positive Work Environment Community Group(CG)の

28
00:01:32.400 --> 00:01:34.383
ポインターがあります

29
00:01:36.060 --> 00:01:37.653
スライド3をご覧下さい

slide-3
00:01:39.900 --> 00:01:44.400
スライド3はW3Cの反トラスト法のポリシーに基づき

31
00:01:44.400 --> 00:01:46.830
全ての参加者に対して自らの行為が

32
00:01:46.830 --> 00:01:48.960
反トラスト法や競争法に違反しないように

33
00:01:48.960 --> 00:01:51.510
心がけるという

34
00:01:51.510 --> 00:01:53.583
注意喚起を示しています

35
00:01:54.690 --> 00:01:56.253
スライド4をご覧下さい

slide-4
00:01:58.920 --> 00:02:01.620
春のACミーティングの直後、

37
00:02:01.620 --> 00:02:04.023
AC-forumメーリングリストのやりとりに促されて

38
00:02:04.860 --> 00:02:08.580
私はW3Cの戦略をより明確に伝える必要性について

39
00:02:08.580 --> 00:02:10.443
考えるようになりました

40
00:02:12.090 --> 00:02:14.580
W3Cにおける私の12年間で

41
00:02:14.580 --> 00:02:18.510
W3MはW3Cコミュニティとその影響力を拡大する戦略を成功させ

42
00:02:18.510 --> 00:02:23.370
ウェブの可能性を最大限に導くという

43
00:02:23.370 --> 00:02:25.650
私たちのミッションを

44
00:02:25.650 --> 00:02:28.143
前進させ続けてきました

45
00:02:29.370 --> 00:02:32.493
しかし私たちは数々の全ての成果を常に発信してきたとは言えないようです

46
00:02:33.510 --> 00:02:36.000
法人設立のとば口に立った今、

47
00:02:36.000 --> 00:02:39.090
私たちの戦略がどのようなもので、どの指標を用い、

48
00:02:39.090 --> 00:02:42.333
どんな成果を達成してきたかを説明するよい機会です

49
00:02:44.880 --> 00:02:46.863
この資料の多くは最新のものではありません

50
00:02:47.700 --> 00:02:49.770
私たちは長年に渡って戦略の要素を報告してきました

51
00:02:49.770 --> 00:02:53.970
それは一貫してパッケージ化されたものであり

52
00:02:53.970 --> 00:02:55.923
戦略として表現してきていません

53
00:02:57.510 --> 00:03:00.513
今こそこの話をするのがよい機会です

54
00:03:01.444 --> 00:03:04.053
W3Cは新体制に軸足を移してゆきます

55
00:03:05.220 --> 00:03:07.263
まず、新しく法的な基盤が設立されます

56
00:03:08.280 --> 00:03:11.733
しかしその新体制は法的基盤よりも広範囲を網羅します

57
00:03:12.630 --> 00:03:15.930
W3Cは会員主導に移行してゆきます

58
00:03:15.930 --> 00:03:18.510
私たちは取締役会を設置します

59
00:03:18.510 --> 00:03:20.220
これら変化の中で、こんにちまでの戦略を振り返り

60
00:03:20.220 --> 00:03:24.780
最終的に取締役会が決定する戦略を

61
00:03:24.780 --> 00:03:28.620
どの上に実現してゆくかという説明を

62
00:03:28.620 --> 00:03:30.513
することが重要です

63
00:03:32.670 --> 00:03:35.850
「戦略」という言葉には負荷がかかります

64
00:03:35.850 --> 00:03:38.430
組織には事業戦略、

65
00:03:38.430 --> 00:03:41.430
マーケティング戦略、技術戦略、

66
00:03:41.430 --> 00:03:43.680
財務戦略などなどがあります。

67
00:03:43.680 --> 00:03:46.320
それぞれはそれぞれが異なるテーマを扱い、

68
00:03:46.320 --> 00:03:48.060
異なる目的を持ち、

69
00:03:48.060 --> 00:03:51.330
成果の形態も異なっています

70
00:03:51.330 --> 00:03:53.823
では私はどの戦略を定義するべきなのか？

71
00:03:55.860 --> 00:03:57.360
一つ明確であるのは

72
00:03:57.360 --> 00:04:00.390
技術的な戦略は私が語るものではないということです

73
00:04:00.390 --> 00:04:02.070
私たちの技術的戦略は

74
00:04:02.070 --> 00:04:05.040
TAGとディレクターのガイダンスの元に

75
00:04:05.040 --> 00:04:07.050
会員主導で

76
00:04:07.050 --> 00:04:10.683
ボトムアップで進められてきています

77
00:04:11.940 --> 00:04:15.573
私はW3Cの組織戦略をお話しします

78
00:04:16.740 --> 00:04:19.080
W3Cが組織として掲げる最高レベルの目標です

79
00:04:19.080 --> 00:04:21.783
その目標を達成するために

80
00:04:22.908 --> 00:04:25.020
W3Cのコミュニティがいかに協業してきたかが

81
00:04:25.020 --> 00:04:27.813
おわかりいただけると思います

82
00:04:29.970 --> 00:04:33.180
過去に遡ったこれまでの戦略を踏まえて

83
00:04:33.180 --> 00:04:36.540
重要な成功要因を振り返ってみましょう

84
00:04:36.540 --> 00:04:40.350
私は、ティム・バーナーズ＝リー率いるW3Cチームと

85
00:04:40.350 --> 00:04:45.350
W3Mが主要な成功要因だと捉えています

86
00:04:46.440 --> 00:04:50.910
W3CホストにはW3Cに対する正式な責任がありますが

87
00:04:50.910 --> 00:04:52.290
この10年間はW3Cのミッションに対して

88
00:04:52.290 --> 00:04:54.243
あまり積極的でなかったホストもあります

89
00:04:55.530 --> 00:04:58.650
チームはディレクターのティム・バーナーズ＝リーのビジョン、

90
00:04:58.650 --> 00:05:01.623
模範、そしてユニークな洞察から恩恵を受けています

91
00:05:02.640 --> 00:05:06.150
彼がW3Cに費やす時間を減らすにつれ

92
00:05:06.150 --> 00:05:08.790
W3Mがリーダーシップを増し

93
00:05:08.790 --> 00:05:11.130
この後のスライドでご覧いただく通り

94
00:05:11.130 --> 00:05:13.623
ウェブのために多大な価値を推進してきました

95
00:05:15.030 --> 00:05:16.503
スライド5をご覧下さい

slide-5
00:05:19.650 --> 00:05:22.740
先ほどは、明文化しているかどうかにかかわらず

97
00:05:22.740 --> 00:05:25.173
私たちは常に戦略を持っていると申し上げました

98
00:05:26.190 --> 00:05:30.330
2011年、私は就任して初期の頃のACミーティングで

99
00:05:30.330 --> 00:05:32.733
4つの戦略的要素を発表しました

100
00:05:33.600 --> 00:05:35.280
適切な要素、例えば

101
00:05:35.280 --> 00:05:38.040
最適なワーキンググループを持つこと、

102
00:05:38.040 --> 00:05:42.630
コミュニケーションを図ること、ビジネス開発をすること、

103
00:05:42.630 --> 00:05:45.450
ステークホルダーへの幅広い働きかけ、などです

104
00:05:45.450 --> 00:05:47.790
11年の間にフォーカスの変遷はありましたが

105
00:05:47.790 --> 00:05:50.460
要素の多くは今も変わっていません

106
00:05:50.460 --> 00:05:52.173
ページ6をご覧下さい

slide-6
00:05:57.000 --> 00:05:59.340
2021年春のACミーティングの

108
00:05:59.340 --> 00:06:04.340
CEOプレゼンテーションで紹介したのは

109
00:06:04.560 --> 00:06:09.560
これら4つの要素に照らし合わせて

110
00:06:10.260 --> 00:06:11.883
参加型指標に基づいて測定をしている、ということでした

111
00:06:13.620 --> 00:06:15.930
測定基準を定義し定期的に測定していれば

112
00:06:15.930 --> 00:06:19.530
戦略を言及していることがわかります

113
00:06:19.530 --> 00:06:22.170
私はそれ以降バーチャル開催も含め

114
00:06:22.170 --> 00:06:24.930
半年ごとに開催されたACミーティングで

115
00:06:24.930 --> 00:06:29.930
16回連続してこれら指標を報告してきました

116
00:06:29.940 --> 00:06:33.153
そして別の報告形式が必要だと考えています

117
00:06:34.950 --> 00:06:36.393
スライド7をご覧下さい

slide-7
00:06:38.610 --> 00:06:41.130
戦略を評価するもう一つの方法は

119
00:06:41.130 --> 00:06:43.143
リソースの割り当て方を検討することです

120
00:06:44.130 --> 00:06:47.520
スライド13をご覧下さい

121
00:06:47.520 --> 00:06:50.580
2020年春のACミーティングで発表した内容です

122
00:06:50.580 --> 00:06:53.460
このスライドは、また後ほどお見せします

123
00:06:53.460 --> 00:06:56.043
その際に詳細をお話しします

124
00:06:57.540 --> 00:06:58.890
スライド8をご覧下さい

slide-8
00:07:02.370 --> 00:07:04.830
最後の3枚のスライドは、これまでのACミーティングで

126
00:07:04.830 --> 00:07:08.013
私がどのように戦略を皆さんに伝えてきたかをまとめています

127
00:07:08.970 --> 00:07:12.780
ここからは、この10年間における

128
00:07:12.780 --> 00:07:14.013
私たちの戦略の全容をご説明します

129
00:07:16.230 --> 00:07:19.470
私がW3Cに参加した2010年、

130
00:07:19.470 --> 00:07:22.593
私たちの組織は新しい戦略を切実に必要としていました

131
00:07:24.090 --> 00:07:27.843
会員数はそれまでの10年間で50%減少していました

132
00:07:28.830 --> 00:07:31.140
収益も減少していました

133
00:07:31.140 --> 00:07:33.600
損失の補填には

134
00:07:33.600 --> 00:07:34.893
インターネット・ソサエティの救済を必要としました

135
00:07:35.790 --> 00:07:37.440
重要な仕様であるHTMLは

136
00:07:37.440 --> 00:07:41.730
主にWHATWGで行われ

137
00:07:41.730 --> 00:07:43.653
私たちチームの一部と連携して進みました

138
00:07:44.550 --> 00:07:46.683
本格的な改革が必要でした

139
00:07:48.810 --> 00:07:51.060
私たちは5つのタスクフォースを組成し

140
00:07:51.060 --> 00:07:53.850
W3Cの持続可能なビジネスモデルを

141
00:07:53.850 --> 00:07:55.083
構築する方法を検討しました

142
00:07:56.640 --> 00:07:58.740
これらのタスクフォースは

143
00:07:58.740 --> 00:08:00.990
W3Cの何が問題だったのかを分析し

144
00:08:00.990 --> 00:08:03.303
成功への軌道に乗せることを目的としました

145
00:08:04.860 --> 00:08:07.440
タスクフォースの参加者をスライドでご覧いただけます

146
00:08:07.440 --> 00:08:10.290
当時も今も私たちは会員主導で活動しています

147
00:08:10.290 --> 00:08:13.200
参加者の6割以上が

148
00:08:13.200 --> 00:08:16.533
会員や一般のW3Cコミュニティからの参加でした

149
00:08:18.600 --> 00:08:21.900
各タスクフォースが至った結論の詳細は割愛します

150
00:08:21.900 --> 00:08:24.750
それ自体が今となっては、やや時代遅れのものもあります

151
00:08:24.750 --> 00:08:28.050
しかしそれらのタスクフォースの目的を見てみましょう

152
00:08:28.050 --> 00:08:29.790
私たちは、W3Cという組織が

153
00:08:29.790 --> 00:08:32.400
ウェブ標準を人々に届ける場所である、としたかったのです

154
00:08:32.400 --> 00:08:35.100
私たちは持続可能なビジネスモデルを求めました

155
00:08:35.100 --> 00:08:36.930
グローバルであること、アクセスしやすいこと、

156
00:08:36.930 --> 00:08:40.020
ユーザーを優先すること、に留意しました

157
00:08:40.020 --> 00:08:42.070
そしてコア技術について考え抜きました

158
00:08:43.560 --> 00:08:47.280
このタスクフォースから、これまで10年以上にわたって

159
00:08:47.280 --> 00:08:49.180
私たちを導いてきた戦略的要素のほとんどが生まれました

160
00:08:50.130 --> 00:08:52.450
先程の参加型指標を作成したのは

161
00:08:53.905 --> 00:08:55.653
そのためです

162
00:08:57.210 --> 00:09:00.660
優れた戦略は、しばしば「開かれたルーズリーフ」と表現されます

163
00:09:00.660 --> 00:09:04.710
戦略は時代に合わせて対応してゆきます

164
00:09:04.710 --> 00:09:08.520
新しい重点分野を追加し、

165
00:09:08.520 --> 00:09:10.410
完了したものや重要性が低下したものは削除して

166
00:09:10.410 --> 00:09:12.160
ルーズリーフにページを追加してゆくのです

167
00:09:13.470 --> 00:09:14.730
近年は完全にそれら戦略を見直してはいませんが

168
00:09:14.730 --> 00:09:17.340
本当の意味で2010年の戦略に

169
00:09:17.340 --> 00:09:22.340
迅速性を持って修正を重ねてきたものが

170
00:09:24.930 --> 00:09:27.273
この10年の私たちの戦略だったのです

171
00:09:28.230 --> 00:09:32.010
私たちは毎年、包括的な目標を再検討し、

172
00:09:32.010 --> 00:09:33.300
評価指標をリセットし、

173
00:09:33.300 --> 00:09:36.030
より時代に即した作業を行なっています

174
00:09:36.030 --> 00:09:39.063
要素を追加したり、他の要素の優先順位を下げたりします

175
00:09:41.130 --> 00:09:42.870
タスクフォースの目的は

176
00:09:42.870 --> 00:09:44.940
W3Cを成功に導くことと申し上げました

177
00:09:44.940 --> 00:09:48.210
この後のスライドで私たちの戦略を確認していただくと

178
00:09:48.210 --> 00:09:50.790
私たちが成功してきたことにご同意下さると思います

179
00:09:50.790 --> 00:09:54.870
こんにちのW3Cはダイナミックでエキサイティングなコミュニティです

180
00:09:54.870 --> 00:09:56.730
W3C会員と広範なウェブのエコシステム対するW3Cの価値は

181
00:09:56.730 --> 00:09:59.313
計り知れないものがあります

182
00:10:00.270 --> 00:10:03.663
私たちの軌跡をお聞き下さい

183
00:10:05.220 --> 00:10:06.633
スライド9をご覧下さい

slide-9
00:10:09.570 --> 00:10:11.130
これらの背景から

185
00:10:11.130 --> 00:10:14.190
本日のプレゼンテーションでは

186
00:10:14.190 --> 00:10:16.890
過去10年間に進化してきたW3Cの主要な戦略要素をご説明します

187
00:10:16.890 --> 00:10:21.003
重要な要素は3つの戦略的柱の下に入れ子の構造になっています

188
00:10:22.140 --> 00:10:25.503
最初の戦略の柱は「参加」です

189
00:10:26.700 --> 00:10:30.060
W3Cがウェブに貢献するためには

190
00:10:30.060 --> 00:10:32.310
人々がウェブ標準に取り組むための場所である必要があり

191
00:10:32.310 --> 00:10:34.683
適切な参加者がいる必要があります

192
00:10:35.880 --> 00:10:38.310
技術革新と標準化のためのフォーラムは

193
00:10:38.310 --> 00:10:41.343
そのフォーラムにクリティカルマスが存在する場合にのみ機能します

194
00:10:42.780 --> 00:10:46.260
「参加」にはまず「グローバル」が挙げられます

195
00:10:46.260 --> 00:10:47.550
ウェブは全ての人に影響を与えます

196
00:10:47.550 --> 00:10:50.073
ですので地球全体がテーブルに着く必要があります

197
00:10:51.300 --> 00:10:53.280
次に「コミュニティ」が挙げられます

198
00:10:53.280 --> 00:10:54.930
ウェブアーキテクト、デベロッパー、

199
00:10:54.930 --> 00:10:57.060
デザイナーのコミュニティは巨大であり

200
00:10:57.060 --> 00:10:58.960
そのテーブルには彼らの声が必要です

201
00:11:00.360 --> 00:11:02.130
3つ目は「会員の発展」です

202
00:11:02.130 --> 00:11:04.860
それは収益とグローバルリーチの双方を含みます

203
00:11:04.860 --> 00:11:06.993
4番目はダイバーシティとインクルージョンです

204
00:11:08.730 --> 00:11:09.930
戦略の第2の柱は

205
00:11:09.930 --> 00:11:11.980
「技術プログラムの強さ」です

206
00:11:13.440 --> 00:11:15.300
この柱の元にある戦略目標が

207
00:11:15.300 --> 00:11:17.013
イノベーションとインキュベーションです

208
00:11:18.060 --> 00:11:20.700
私たちはW3Cのミッションに貢献する

209
00:11:20.700 --> 00:11:22.830
多くの人々が集う

210
00:11:22.830 --> 00:11:24.530
大規模でダイナミックなフォーラムを目指しています

211
00:11:26.100 --> 00:11:30.000
また社会的なニーズに応えることも重要な目標です

212
00:11:30.000 --> 00:11:32.430
そしてW3Cプロセスの敏捷性があればこそ

213
00:11:32.430 --> 00:11:34.503
これら全てが実現することができるのです

214
00:11:36.780 --> 00:11:40.290
3つ目の戦略の柱は「メンバーバリュー」です

215
00:11:40.290 --> 00:11:42.060
会員がW3Cに支払った対価を

216
00:11:42.060 --> 00:11:44.340
確実に受け取るようにすることも含まれます

217
00:11:44.340 --> 00:11:46.710
その一部にはコアウェブとは異なるかもしれない

218
00:11:46.710 --> 00:11:49.143
業界のニーズに応えることも含まれます

219
00:11:50.550 --> 00:11:52.200
ウェブはあらゆるものに関わりを持ちます

220
00:11:52.200 --> 00:11:55.920
そこでもう一つの要素として他組織と提携することが挙げられます

221
00:11:55.920 --> 00:11:58.530
これらはW3Cをウェブ標準の場として最も望ましい場所にすることであり

222
00:11:58.530 --> 00:12:02.523
その構成員が作業の推進者となるために不可欠なものです

223
00:12:03.870 --> 00:12:06.660
これはW3C会員がW3Cにおけるウェブのリーダーシップを実現するために

224
00:12:06.660 --> 00:12:09.243
アイデアを提供する方法でもあります

225
00:12:14.760 --> 00:12:16.470
これらの柱の元に

226
00:12:16.470 --> 00:12:19.020
どのようにリソースを割り当てるかをご説明しましょう

227
00:12:19.020 --> 00:12:21.870
先ほど申し上げた通り

228
00:12:21.870 --> 00:12:23.463
リソースの割り当てが戦略の本質でもあるからです

229
00:12:26.100 --> 00:12:29.040
これからお話しする10の戦略の先にあるのは

230
00:12:29.040 --> 00:12:31.920
将来の目標に向かうための2つの戦略、

231
00:12:31.920 --> 00:12:33.120
「法人設立」と

232
00:12:33.120 --> 00:12:34.720
「ディレクターフリー（不在）への備え」です

233
00:12:35.970 --> 00:12:37.620
これらは大きなテーマなので

234
00:12:37.620 --> 00:12:39.360
この私の発表ではなく

235
00:12:39.360 --> 00:12:40.710
ACミーティングの議題として取り上げています

236
00:12:42.480 --> 00:12:43.730
スライド10をご覧下さい

slide-10
00:12:47.160 --> 00:12:52.160
歴史的に見ると、W3Cは欧米、日本、韓国に強く

238
00:12:53.280 --> 00:12:54.980
それ以外の地域ではさほど根付いていませんでした

239
00:12:56.070 --> 00:13:01.070
私たちのグローバル戦略は、あらゆる場所でW3Cの強い存在感を示すことです

240
00:13:02.970 --> 00:13:05.340
中国における活動を強調したい理由は

241
00:13:05.340 --> 00:13:08.943
長年W3Cは中国にほとんど存在しなかったためです

242
00:13:09.960 --> 00:13:13.140
中国は巨大な国であり、巨大な市場があります

243
00:13:13.140 --> 00:13:16.500
中国には大規模なウェブ開発のコミュニティがあります

244
00:13:16.500 --> 00:13:20.670
2010年当時、W3Cには中国の

245
00:13:20.670 --> 00:13:22.470
大規模な商業企業は存在していませんでした

246
00:13:22.470 --> 00:13:25.770
もしそれが変わらなかったら

247
00:13:25.770 --> 00:13:27.963
ウェブアーキテクチャや相互運用性に支障をきたしていたことでしょう

248
00:13:29.310 --> 00:13:30.450
同じ技術を開発するグループが2つあり

249
00:13:30.450 --> 00:13:33.450
それが相互に協働していない場合

250
00:13:33.450 --> 00:13:35.370
必ずフラグメンテーションのリスクが発生します

251
00:13:35.370 --> 00:13:38.823
私たちの主な技術的使命は相互運用性です

252
00:13:40.350 --> 00:13:43.740
そこで私たちは中国にホストを設立しました

253
00:13:43.740 --> 00:13:46.020
私たちは中国の重要なブランドにアプローチして

254
00:13:46.020 --> 00:13:47.313
私たちのコミュニティに参加してもらいました

255
00:13:48.570 --> 00:13:51.270
しかしホストを設立することが

256
00:13:51.270 --> 00:13:53.100
中国での支援活動の終わりではなく

257
00:13:53.100 --> 00:13:54.990
始まりに過ぎないということも学びました

258
00:13:54.990 --> 00:13:56.880
私たちは一つのウェブコミュニティを確保するために

259
00:13:56.880 --> 00:13:59.793
努力し続けてきました

260
00:14:00.780 --> 00:14:03.360
私たちは中国語、日本語、韓国語の

261
00:14:03.360 --> 00:14:04.890
翻訳物作成を増加してきました

262
00:14:04.890 --> 00:14:08.223
そして私たちが何よりも大切にしていることは「聞くこと」であり「橋渡しすること」です

263
00:14:09.330 --> 00:14:11.370
私たちはグローバル社会のニーズを理解し

264
00:14:11.370 --> 00:14:13.530
耳を傾けるよう心がけています

265
00:14:13.530 --> 00:14:16.833
私たちは非常に活発なChinese Web Interest Group（IG）を有しています

266
00:14:17.760 --> 00:14:20.373
現在正会員9社を含む

267
00:14:22.350 --> 00:14:24.663
40人以上の中国の方々が参加しています

268
00:14:26.670 --> 00:14:30.123
その代表的なものがMiniappsです

269
00:14:30.960 --> 00:14:32.550
私たちはアプリケーションを

270
00:14:32.550 --> 00:14:34.350
純粋なウェブ環境で実現したいと思っていますが

271
00:14:34.350 --> 00:14:37.470
優れたネイティブプラットフォームの機能と

272
00:14:37.470 --> 00:14:40.440
融合させたハイブリッドモードで

273
00:14:40.440 --> 00:14:43.353
実行されることも多いことを認識しています

274
00:14:44.220 --> 00:14:46.530
中国でそれが主流になった時に

275
00:14:46.530 --> 00:14:48.810
私たちはハイブリッドの世界やウェブ技術を使用する部分で

276
00:14:48.810 --> 00:14:51.570
可能な限り相互運用性を確保するために

277
00:14:51.570 --> 00:14:54.633
Miniappsの活動を始めました

278
00:14:55.830 --> 00:14:58.740
MiniAppsを使用する何億もの人々が

279
00:14:58.740 --> 00:15:01.350
W3Cの標準化活動により恩恵を受けることになります

280
00:15:01.350 --> 00:15:02.760
そして世界中のウェブコミュニティが

281
00:15:02.760 --> 00:15:05.130
同様のアイデアを

282
00:15:05.130 --> 00:15:08.043
他のハイブリッドアプリにも適用しています

283
00:15:09.480 --> 00:15:10.833
スライド11をご覧下さい

slide-11
00:15:14.490 --> 00:15:17.220
グローバルとは中国だけのことではありません

285
00:15:17.220 --> 00:15:19.680
会員数が2番目の国である日本は

286
00:15:19.680 --> 00:15:22.830
W3Cで常に強い存在であり続けています

287
00:15:22.830 --> 00:15:25.410
世界と比較して

288
00:15:25.410 --> 00:15:28.350
現地の会員と最も緊密なパートナーシップを築いているのは

289
00:15:28.350 --> 00:15:30.543
日本です

290
00:15:31.470 --> 00:15:34.710
そのため、出版、通信、バーティカルな技術サポートなど、

291
00:15:34.710 --> 00:15:38.250
様々な分野で

292
00:15:38.250 --> 00:15:39.693
日本独自のニーズを取り組むことができています

293
00:15:41.190 --> 00:15:43.650
私たちの取り組みは大きな成果を上げていますが

294
00:15:43.650 --> 00:15:45.120
それ以外の地域では

295
00:15:45.120 --> 00:15:46.650
まだまだやるべきことがたくさんあります

296
00:15:46.650 --> 00:15:49.980
昨今ではラテンアメリカ、ペルシャ湾、

297
00:15:49.980 --> 00:15:53.852
オーストラリア、東南アジアなどのW3Cチャプターと提携し

298
00:15:53.852 --> 00:15:57.900
私たちの足跡を広げ続けています

299
00:15:57.900 --> 00:15:59.403
スライド12をご覧下さい

slide-12
00:16:06.780 --> 00:16:10.260
第一の戦略がグローバルリーチを拡大することだとすれば

301
00:16:10.260 --> 00:16:13.800
第二の戦略はW3Cコミュニティを成長させることであり

302
00:16:13.800 --> 00:16:17.490
W3Cがウェブ標準を行う

303
00:16:17.490 --> 00:16:18.940
卓越した場所であり続けることを確実にすることです

304
00:16:20.310 --> 00:16:22.460
一方で10年前を知らない人のために

305
00:16:23.430 --> 00:16:27.423
私たちが直面した暗い側面を共有する必要があります

306
00:16:28.500 --> 00:16:31.623
ワーキンググループや勧告トラックはあっても、

307
00:16:32.610 --> 00:16:35.100
新たなことに取り組もうと思っても、

308
00:16:35.100 --> 00:16:37.020
新しいアイデアは勧告トラックに載せるほど

309
00:16:37.020 --> 00:16:39.150
成熟していないことが多く

310
00:16:39.150 --> 00:16:40.473
達成不可能な場合も少なくありませんでした

311
00:16:42.000 --> 00:16:43.860
人々は新しいことを探求しようとする時

312
00:16:43.860 --> 00:16:48.180
その探求のために新しい組織を作ります

313
00:16:48.180 --> 00:16:51.300
そして作業が成熟する時、W3Cの外に留まりながら

314
00:16:51.300 --> 00:16:52.773
自分たちの標準を完成します

315
00:16:54.030 --> 00:16:57.000
この断片化はウェブコミュニティにとって有害なものであり

316
00:16:57.000 --> 00:16:58.923
W3Cにとっては壊滅的なものです

317
00:17:01.890 --> 00:17:05.460
私たちは「コミュニティグループ (CG)」という

318
00:17:05.460 --> 00:17:06.693
非許可性の新しい形態を発足しました

319
00:17:08.280 --> 00:17:09.543
この設計は大変でした

320
00:17:11.310 --> 00:17:12.750
CGは非会員にも開放していますが　

321
00:17:12.750 --> 00:17:14.500
これには賛否両論がありました

322
00:17:16.530 --> 00:17:20.550
会員組織が非会員にそのような価値を提供するのか？という

323
00:17:20.550 --> 00:17:22.803
疑問もあります

324
00:17:24.510 --> 00:17:26.670
私たちが必要とする画期あるコミュニティを構築するためには

325
00:17:26.670 --> 00:17:29.220
私たちはそれが必要だと考えたのです

326
00:17:31.410 --> 00:17:33.093
その成功は大きなものでした

327
00:17:34.080 --> 00:17:38.400
2010年に1,500人だった

328
00:17:38.400 --> 00:17:40.083
ウェブエンジニアのコミュニティは

329
00:17:41.490 --> 00:17:45.600
現在では15,000人を超えるエンジニアのコミュニティとなり

330
00:17:45.600 --> 00:17:47.073
10倍の成長を遂げています

331
00:17:48.360 --> 00:17:50.910
参加者が大幅に増えたことで

332
00:17:50.910 --> 00:17:53.410
たくさんのアイデアとエネルギーが生まれています

333
00:17:56.520 --> 00:18:00.303
最近私は「W3Cの最大の強みは何か？」と聞かれました

334
00:18:02.160 --> 00:18:06.090
私は迷わず「W3Cのコミュニティだ」と答えました

335
00:18:06.090 --> 00:18:09.210
私たちが持っているものをどこかで再現することは不可能です

336
00:18:09.210 --> 00:18:11.910
現在のW3Cには381のCGと

337
00:18:11.910 --> 00:18:13.263
3つのビジネスグループ(BG)があります

338
00:18:15.480 --> 00:18:18.330
私たちはその他にも様々な形でコミュニティを広げています

339
00:18:18.330 --> 00:18:20.910
オープンソースコミュニティにアピールするために

340
00:18:20.910 --> 00:18:22.860
フォーク可能なドキュメントライセンスのオプションを設けました

341
00:18:23.880 --> 00:18:26.823
私たちは一般の場でウェブ標準活動を行うことを強化したのです

342
00:18:27.720 --> 00:18:29.820
また私たちの多くのツールの多くをGithubに移行したことで

343
00:18:29.820 --> 00:18:31.410
勧告トラックの作業について

344
00:18:31.410 --> 00:18:33.573
一般の人々が意見を述べることが容易になりました

345
00:18:35.490 --> 00:18:40.490
CGの具体的な成果としては勧告トラックの標準への寄与が挙げられます

346
00:18:40.500 --> 00:18:42.240
それが次に述べる話題に関連します

347
00:18:42.240 --> 00:18:43.743
スライド13をご覧下さい

slide-13
00:18:48.450 --> 00:18:51.120
W3CのCGは非常に充実しています

349
00:18:51.120 --> 00:18:53.700
そこには900ものGithubリポジトリがあり

350
00:18:53.700 --> 00:18:57.723
2022年現在までに8,000以上のメッセージのやりとりがあります

351
00:18:59.730 --> 00:19:03.150
CGコミュニティの中には巨大なものもあります

352
00:19:03.150 --> 00:19:05.580
WebAssembly CGは

353
00:19:05.580 --> 00:19:08.313
単体で1,451人もの参加者がいます

354
00:19:09.930 --> 00:19:12.720
Web Platform Incubator CGには

355
00:19:12.720 --> 00:19:16.953
昨年1年間、2,600件以上のリポジトリイベントが記録されています

356
00:19:18.570 --> 00:19:20.580
Credentials CGは

357
00:19:20.580 --> 00:19:24.573
過去12ヶ月に1,700件以上のリスト討論を行いました

358
00:19:26.400 --> 00:19:30.060
これらのグループは新しいスペックだけでなく様々なトピックに取り組んでいます

359
00:19:30.060 --> 00:19:32.490
W3C Process CGは

360
00:19:32.490 --> 00:19:34.830
W3Cコミュニティが私たちのプロセスを

361
00:19:34.830 --> 00:19:36.933
迅速かつ適切に保つために活動しています

362
00:19:39.000 --> 00:19:43.830
ここ数年、CGがWGと緊密な関係を持つという

363
00:19:43.830 --> 00:19:46.580
斬新なワークフローが見られるようになりました

364
00:19:47.730 --> 00:19:50.850
CGは次のアイデアをインキュベートし

365
00:19:50.850 --> 00:19:52.950
WGに引き継ぎます

366
00:19:53.880 --> 00:19:57.270
このように技術革新と採用のタイトなサイクルを生み出すことで

367
00:19:57.270 --> 00:19:59.620
私たちの技術を迅速に進化させることができているのです

368
00:20:01.170 --> 00:20:03.990
このスライドでは、これらのポイントのいくつかを例証するために

369
00:20:03.990 --> 00:20:06.633
主要なCGを列挙しています

370
00:20:11.790 --> 00:20:13.293
スライド14をご覧下さい

slide-14
00:20:17.850 --> 00:20:21.990
W3Cは1996年のティム・バーナーズ＝リーが記した書簡以来、

372
00:20:21.990 --> 00:20:25.863
アクセシビリティへの取り組みに注力しています

373
00:20:27.330 --> 00:20:28.740
その当初から私たちは社会の主要な関心事に取り組むため

374
00:20:28.740 --> 00:20:31.530
多くの分野で投資を増加し

375
00:20:31.530 --> 00:20:33.723
注力してきました

376
00:20:35.580 --> 00:20:37.740
それはアクセシビリティから始まりました

377
00:20:37.740 --> 00:20:40.143
私たちは価値観を大切にする組織です

378
00:20:41.190 --> 00:20:43.740
ウェブは今や社会的に重要視されるようになりました

379
00:20:43.740 --> 00:20:46.473
誰も取り残されることは許されなくなったのです

380
00:20:48.120 --> 00:20:51.750
世界には10億人以上の障がい者がおり

381
00:20:51.750 --> 00:20:54.633
全ての人がウェブに完全にアクセスする権利を有します

382
00:20:56.580 --> 00:21:01.170
現在100を超えるW3C会員組織が

383
00:21:01.170 --> 00:21:04.259
Web Accessibility Initiativeの活動に関心を示し

384
00:21:04.259 --> 00:21:07.180
直接参加しています

385
00:21:08.430 --> 00:21:11.040
これは私たちの取組の強さを物語っています

386
00:21:11.040 --> 00:21:12.930
私たちのフラッグシップである

387
00:21:12.930 --> 00:21:14.760
アクセシビリティ・ガイドラインは

388
00:21:14.760 --> 00:21:17.883
ウェブの標準であり、企業の必須事項として採用されることも多く

389
00:21:19.800 --> 00:21:22.920
また、規制要件として採択されることもあります

390
00:21:22.920 --> 00:21:27.920
特にEUではEN 301 549があります

391
00:21:29.640 --> 00:21:32.880
今年の初めにはWAIディレクターを

392
00:21:32.880 --> 00:21:36.330
長期に渡って勤めているジュディ・ブリューワーが

393
00:21:36.330 --> 00:21:38.133
ACMポリシー賞を受賞しました

394
00:21:41.370 --> 00:21:43.980
アクセシビリティの成功は誇らしいことです

395
00:21:43.980 --> 00:21:45.033
そして私たちはまだまだやるべきことがあります

396
00:21:46.500 --> 00:21:48.630
アクセシビリティの作業はW3Cのコミットメント、

397
00:21:48.630 --> 00:21:52.593
会員の取り組みが成功の中核であるにもかかわらず

398
00:21:53.430 --> 00:21:57.150
本作業は主に外部資金で賄われており

399
00:21:57.150 --> 00:21:59.800
アクセシビリティのスタッフに多大な負担を強いているのが現状です

400
00:22:00.810 --> 00:22:03.750
W3Cはこれらの重要な活動に

401
00:22:03.750 --> 00:22:06.510
より多くの会費を割り当てることで

402
00:22:06.510 --> 00:22:08.190
本作業の資金調達を正常化する

403
00:22:08.190 --> 00:22:09.723
道を進むべき時を迎えています

404
00:22:11.760 --> 00:22:13.470
国際化において	

405
00:22:13.470 --> 00:22:15.870
W3Cは多くの言語対応、開発者サポート、

406
00:22:15.870 --> 00:22:20.370
著者サポートを行なっています

407
00:22:20.370 --> 00:22:25.110
このスライドにあるように、私たちはウェブ上の様々な言語の

408
00:22:25.110 --> 00:22:27.960
サポートを向上させるためにギャップのマトリクスをまとめています

409
00:22:29.700 --> 00:22:33.270
W3CのプライバシーIGとセキュリティレビューは

410
00:22:33.270 --> 00:22:36.030
立ち上げを急ぐあまりに

411
00:22:36.030 --> 00:22:39.570
プライバシーとセキュリティに妥協があったことを認識しています

412
00:22:39.570 --> 00:22:42.510
機能的なニーズの高まりとのバランスを鑑み

413
00:22:42.510 --> 00:22:44.860
私たちはよりよいプライバシーとセキュリティの回復を目指します

414
00:22:47.940 --> 00:22:49.080
以前から私たちは

415
00:22:49.080 --> 00:22:51.270
こうした水平展開（ホリゾンタル)レビュー領域に焦点を当ててきましたが

416
00:22:51.270 --> 00:22:55.563
成熟するに従い、よりシステマチックになってきました

417
00:22:56.970 --> 00:23:01.950
2012年になりようやく「WGの作り方」のガイドブックに

418
00:23:01.950 --> 00:23:04.550
ホリゾンタルレビューの要件が追加されました

419
00:23:05.400 --> 00:23:06.240
私たちは何年もかけて

420
00:23:06.240 --> 00:23:09.030
ホリゾンタルレビューのためのツールを改良してきました

421
00:23:09.030 --> 00:23:13.200
2021年には様々なチャーターやスペックで

422
00:23:13.200 --> 00:23:15.603
891件のレビューが行われました

423
00:23:17.520 --> 00:23:19.440
レビューの話をするとTechnical Architecture Group

424
00:23:19.440 --> 00:23:21.540
TAGの話になります

425
00:23:21.540 --> 00:23:22.530
ここ数年はDan Appelquist氏とPeter Linss氏の

426
00:23:22.530 --> 00:23:25.800
強力なリーダシップのもとで

427
00:23:25.800 --> 00:23:27.240
TAGはウェブの技術的なアーキテクチャを導くために

428
00:23:27.240 --> 00:23:29.690
安定して活動をしてきました

429
00:23:30.720 --> 00:23:34.260
重要な方法論は仕様のアーキテクチャレビューです

430
00:23:34.260 --> 00:23:36.060
TAGはグループの作業をレビューし

431
00:23:36.060 --> 00:23:37.890
他のウェブ技術と適合させる方法を

432
00:23:37.890 --> 00:23:39.213
アドバイスしています

433
00:23:40.290 --> 00:23:44.670
2021年は674軒のレビューリクエストに回答し

434
00:23:44.670 --> 00:23:48.003
128軒のデザインレビューを完了しました

435
00:23:49.860 --> 00:23:52.500
技術面を担うTAGに対し、私たちの価値観の鍵となるのが

436
00:23:52.500 --> 00:23:55.020
2022年5月に発表された

437
00:23:55.020 --> 00:23:57.660
「Ethical Web Principles(倫理的なウェブの原則)」の文書です

438
00:23:57.660 --> 00:24:00.360
これは近年W3Cプロセスに導入された

439
00:24:00.360 --> 00:24:03.960
W3C Statement Trackに掲載されました

440
00:24:03.960 --> 00:24:07.230
この画期的な文書は重要なガイダンスを提供し

441
00:24:07.230 --> 00:24:09.390
私たちの価値観に基づいて社会のニーズに応える成果物を

442
00:24:09.390 --> 00:24:12.843
構築するというW3Cのコミットメントを表すものです

443
00:24:17.400 --> 00:24:20.280
全体として、W3Cの技術スタッフが

444
00:24:20.280 --> 00:24:25.110
社会的なニーズに取り組む割合は

445
00:24:25.110 --> 00:24:26.163
10年間で21%から33%に増加しました

446
00:24:27.750 --> 00:24:29.223
スライド15をご覧下さい

slide-15
00:24:32.820 --> 00:24:36.180
この10年間、私たちは会員数の減少を逆転させながら

448
00:24:36.180 --> 00:24:37.833
一貫して成長を続けています

449
00:24:38.940 --> 00:24:43.940
過去10年間で会員数は50%以上増加しました

450
00:24:45.355 --> 00:24:48.613
それまでの10年間では37%も減少していたのです

451
00:24:52.950 --> 00:24:57.150
会員数のベースラインはもちろんですが

452
00:24:57.150 --> 00:24:59.160
特に大企業の会員が増えたことで

453
00:24:59.160 --> 00:25:02.010
経済全体に与える影響力が大きくなり

454
00:25:02.010 --> 00:25:03.030
健全な成長を

455
00:25:03.030 --> 00:25:05.643
遂げてきたことがわかります

456
00:25:06.810 --> 00:25:08.220
産業を超えて

457
00:25:08.220 --> 00:25:11.250
W3Cへの参加が増えている事実は

458
00:25:11.250 --> 00:25:13.263
W3Cの魅力が拡大しているということでもあります

459
00:25:14.970 --> 00:25:15.840
と同時に

460
00:25:15.840 --> 00:25:18.210
常に新しいアイデアを提案する

461
00:25:18.210 --> 00:25:19.983
スタートアップの会員も相当数います

462
00:25:21.480 --> 00:25:22.710
経済が後退したり

463
00:25:22.710 --> 00:25:25.200
一部の産業で合併などが行われたにもかかわらず

464
00:25:25.200 --> 00:25:27.633
私たちはこの成長を達成しています

465
00:25:28.710 --> 00:25:30.000
また、独立したブラウザエンジンが減少しているにもかかわらず

466
00:25:30.000 --> 00:25:33.450
私たちは、この成長の成果を上げているのです

467
00:25:33.450 --> 00:25:35.250
このようにトップラインの成長の元には

468
00:25:35.250 --> 00:25:38.433
様々なレベルでW3Cという組織の活力があるのです

469
00:25:39.570 --> 00:25:41.223
スライド16をご覧下さい

slide-16
00:25:45.360 --> 00:25:49.380
ウェブは世界中のデータへのアクセスを容易にし

471
00:25:49.380 --> 00:25:51.330
誰もが発信元になることを可能にしました

472
00:25:52.440 --> 00:25:54.510
企業はこの能力を利用して

473
00:25:54.510 --> 00:25:57.260
企業の広告やマーケティングにウェブを利用するようになりました

474
00:25:59.370 --> 00:26:00.990
これをサポートするために必要な一般的な技術は

475
00:26:00.990 --> 00:26:04.470
HTML、CSS、DOMであり

476
00:26:04.470 --> 00:26:06.170
その他のコアスペックでした

477
00:26:07.170 --> 00:26:09.690
しかし最近では

478
00:26:09.690 --> 00:26:11.850
様々な業界が本業のインフラ技術として

479
00:26:11.850 --> 00:26:14.100
ウェブを活用しています

480
00:26:15.270 --> 00:26:18.240
小売販売、通信、出版、メディアなど

481
00:26:18.240 --> 00:26:21.420
多様なビジネス・産業では

482
00:26:21.420 --> 00:26:23.280
各ビジネスを支えるウェブ技術に

483
00:26:23.280 --> 00:26:24.783
独自のニーズがあります

484
00:26:26.010 --> 00:26:28.640
初期のW3Cは、そのための

485
00:26:28.640 --> 00:26:30.033
ささやかなサポートをしていましたが

486
00:26:30.870 --> 00:26:34.140
近年ではそれが重要な比重を増してきています

487
00:26:34.140 --> 00:26:36.210
スライドの棒グラフは

488
00:26:36.210 --> 00:26:39.690
様々な産業分野と、その新しい重点分野が

489
00:26:39.690 --> 00:26:42.483
いつ導入されたかを示しています

490
00:26:44.760 --> 00:26:46.923
2014年、私たちはそれを次のレベルに引き上げました

491
00:26:48.150 --> 00:26:50.670
「チャンピオンプログラム」を発足したのです

492
00:26:50.670 --> 00:26:52.380
各産業ごとに任命されたチームコンタクトは

493
00:26:52.380 --> 00:26:55.320
その産業のオピニオンリーダーと

494
00:26:55.320 --> 00:26:56.523
協働する役割を持ちます

495
00:26:57.390 --> 00:27:00.210
その目的は2つの要素からなる

496
00:27:00.210 --> 00:27:01.503
共通ビジョンを策定することでした

497
00:27:02.550 --> 00:27:03.420
ウェブ標準を追加することで

498
00:27:03.420 --> 00:27:06.720
その産業の能力を

499
00:27:06.720 --> 00:27:09.540
どのように向上させることができるかを学ぶこと、

500
00:27:09.540 --> 00:27:11.850
そしてそういった標準技術が時にウェブ全体を強化し

501
00:27:11.850 --> 00:27:14.310
全てのユーザと消費者にとって

502
00:27:14.310 --> 00:27:17.703
よりよい技術基盤となり得ることを学ぶことです

503
00:27:19.680 --> 00:27:21.843
これは大きなインパクトがありました

504
00:27:24.384 --> 00:27:28.020
現在開発中、または開発済みの

505
00:27:28.020 --> 00:27:29.460
産業固有の勧告トラック仕様は

506
00:27:29.460 --> 00:27:32.343
60以上もあります

507
00:27:34.590 --> 00:27:38.700
2015年にAC Repに報告した際には

508
00:27:38.700 --> 00:27:39.993
正会員の55%が産業特化型であることがわかりました

509
00:27:40.860 --> 00:27:42.510
W3C会員の全体から見ると

510
00:27:42.510 --> 00:27:45.633
全会員の32%が産業特化型です

511
00:27:47.850 --> 00:27:50.493
その影響の一部は世界からW3Cが認識される形として現れることもあります

512
00:27:51.870 --> 00:27:56.490
過去7年間でW3Cは3つのエミー賞を受賞しています

513
00:27:56.490 --> 00:27:58.840
私たちの活動がテレビに与える影響の大きさがここにも示されています

514
00:27:59.760 --> 00:28:02.340
W3Cは他の産業にも影響を与えていますが

515
00:28:02.340 --> 00:28:03.570
エミー賞のように目に見える形で

516
00:28:03.570 --> 00:28:06.123
彼らが成果を示すことはないようです

517
00:28:08.010 --> 00:28:09.573
スライド17をご覧下さい

slide-17
00:28:15.150 --> 00:28:17.850
ウェブテクノロジー群は

519
00:28:17.850 --> 00:28:19.950
多くの組織の技術に緊密に即しています

520
00:28:19.950 --> 00:28:21.240
私たちの力を最大限に発揮するためには

521
00:28:21.240 --> 00:28:23.853
全ての人と広くパートナーを組むことが必要です

522
00:28:25.140 --> 00:28:27.180
他の全てのグループと深く提携できるような

523
00:28:27.180 --> 00:28:28.860
帯域幅はありません

524
00:28:28.860 --> 00:28:31.300
そのために私たちは多くのパートナーと軽易のリエゾン関係を持ち

525
00:28:32.160 --> 00:28:34.560
深いパートナーシップを持つパートナーは少数に絞っています

526
00:28:35.610 --> 00:28:38.133
リエゾン関係にある組織はおよそ100です

527
00:28:40.140 --> 00:28:43.080
2010年に初めてACミーティングに参加し始めた頃のことを

528
00:28:43.080 --> 00:28:44.313
今でも覚えています

529
00:28:45.360 --> 00:28:48.150
当時会員はISOとの関係を深め

530
00:28:48.150 --> 00:28:51.093
そのコミュニティにW3Cの規格を通したいと考えていました

531
00:28:52.290 --> 00:28:54.540
その要望はそれまでに長い間、坐視されたままでした

532
00:28:55.710 --> 00:28:56.760
私はISOにW3Cの規格を通すことに

533
00:28:56.760 --> 00:28:58.350
異論はないかと

534
00:28:58.350 --> 00:28:59.463
マイクを握りました

535
00:29:00.720 --> 00:29:02.010
異論はありませんでした

536
00:29:02.010 --> 00:29:04.800
そこで私たちはISO規格の

537
00:29:04.800 --> 00:29:07.893
Publicly Available Specs（PAS)というステータスを確立しました

538
00:29:09.570 --> 00:29:11.763
私たちが最も深くパートナーシップを持つのはWHATWGです

539
00:29:12.930 --> 00:29:15.720
15年前に不幸な分裂があり

540
00:29:15.720 --> 00:29:17.250
仕様書作成チームは

541
00:29:17.250 --> 00:29:19.773
W3Cの外でHTMLを開発することになりました

542
00:29:21.810 --> 00:29:24.513
2017年に彼らが組織を正式に発足した時

543
00:29:25.650 --> 00:29:27.370
私はその日のうちに彼らの躍進を祝福し

544
00:29:28.373 --> 00:29:30.360
一緒に作業することを希望する記事を

545
00:29:30.360 --> 00:29:32.313
ブログに掲載しました

546
00:29:33.240 --> 00:29:37.110
W3CのHTMLに対する優先度を呑み込むのは困難でしたが

547
00:29:37.110 --> 00:29:39.870
私たちは常にウェブを第一に考え

548
00:29:39.870 --> 00:29:41.853
W3Cはあくまでも第二に考えるようにしています

549
00:29:42.960 --> 00:29:45.990
その結果、HTML、DOM、Fetchなどの仕様について

550
00:29:45.990 --> 00:29:50.610
WHATWGと協業するための

551
00:29:50.610 --> 00:29:51.693
MOUに合意しました

552
00:29:53.460 --> 00:29:56.160
IETFはウェブの基盤となる標準規格を策定しています

553
00:29:56.160 --> 00:29:59.130
ですので私たちの最も広範なパートナーシップはIETFです

554
00:29:59.130 --> 00:30:02.700
私たちはセキュリティ、プライバシー、IoTなど

555
00:30:02.700 --> 00:30:04.083
様々な分野で協働しています

556
00:30:05.190 --> 00:30:07.803
そして一緒にWebRTCの標準も作成しています

557
00:30:09.210 --> 00:30:12.150
2016年にIDPFをW3Cに迎え入れた時のように

558
00:30:12.150 --> 00:30:16.530
パートナーシップの結果、合併に至ることもあります

559
00:30:17.970 --> 00:30:20.070
また私たちは、決済分野ではEMVCo、

560
00:30:20.070 --> 00:30:24.960
自動車分野ではCOVESA、

561
00:30:24.960 --> 00:30:28.500
メディア・エンターテイメント分野ではCTA、地理空間分野ではOGCなど

562
00:30:28.500 --> 00:30:30.453
各産業で成功するために様々な機関と連携しています

563
00:30:32.220 --> 00:30:33.633
スライド18をご覧下さい

slide-18
00:30:36.120 --> 00:30:41.120
帰する所、W3Cの製品は私たちの仕様書なのです

565
00:30:44.070 --> 00:30:46.410
ですから私たちの戦略的な焦点の一つは

566
00:30:46.410 --> 00:30:48.510
標準を生み出す方法の継続的な改善に

567
00:30:48.510 --> 00:30:50.283
資するものであることが重要です

568
00:30:51.810 --> 00:30:56.280
2014年からは、ほぼ毎年W3Cプロセスを

569
00:30:56.280 --> 00:30:59.193
強化する新しい仕組みを導入しています

570
00:31:01.350 --> 00:31:04.110
プロセスステップからラストコールを除き

571
00:31:04.110 --> 00:31:06.480
リビングスタンダードトラックを追加し

572
00:31:06.480 --> 00:31:09.210
参照のためにCEPCを含め

573
00:31:09.210 --> 00:31:11.250
レジストリを追加しました

574
00:31:11.250 --> 00:31:12.780
このスライドの表は過去10年間の

575
00:31:12.780 --> 00:31:15.960
敏捷性に富むプロセスの

576
00:31:15.960 --> 00:31:17.763
主要な改革の数点を述べています

577
00:31:21.180 --> 00:31:24.450
敏捷なプロセスは勧告トラックの

578
00:31:24.450 --> 00:31:25.900
正式なプロセスステップに限定されません

579
00:31:26.790 --> 00:31:28.340
それは私たちのツール群にも関係しています

580
00:31:29.310 --> 00:31:30.720
W3cの初期には現在私たちが行っている作業のための

581
00:31:30.720 --> 00:31:33.450
これらツール群は存在しませんでした

582
00:31:33.450 --> 00:31:34.863
私たちはこれらを自分たちで発明したのです

583
00:31:36.060 --> 00:31:38.490
現在ではGitHubのような業界ツールがあります

584
00:31:38.490 --> 00:31:41.253
私たちは産業のツールを自分たちのニーズに合わせてカスタマイズします

585
00:31:42.600 --> 00:31:46.740
2021年のW3C Githubインスタンスでは

586
00:31:46.740 --> 00:31:51.740
月平均1万軒近いコントリビューションがあり

587
00:31:52.110 --> 00:31:54.690
コントリビューションはイシュー、コメント、プルリクエストの

588
00:31:54.690 --> 00:31:55.803
いずれかです

589
00:31:57.150 --> 00:31:57.990
その他にも

590
00:31:57.990 --> 00:32:01.170
スペック開発をより俊敏にする方法や

591
00:32:01.170 --> 00:32:04.020
スペック公開の要件を緩和し、より多くのグループが

592
00:32:04.020 --> 00:32:05.673
公開できるようにしたことなどが特徴として挙げられます

593
00:32:07.080 --> 00:32:09.630
ClearSpec 2021は

594
00:32:09.630 --> 00:32:11.463
私たちのスペックの出どころをより明確にするものです

595
00:32:14.250 --> 00:32:15.693
スライド19をご覧下さい

slide-19
00:32:19.440 --> 00:32:21.513
次は「メンバーバリュー」についてお話しします

597
00:32:23.070 --> 00:32:25.830
不思議に思われるかもしれません

598
00:32:25.830 --> 00:32:28.530
結局これまで述べてきた戦略的要素は

599
00:32:28.530 --> 00:32:31.623
全て会員の価値を高めることを目的としているのですから

600
00:32:33.150 --> 00:32:35.043
しかしここでは具体的なことを指しています

601
00:32:35.970 --> 00:32:38.100
私たちは会費の値上げを

602
00:32:38.100 --> 00:32:41.130
していません

603
00:32:41.130 --> 00:32:43.650
つまり私たちは、より多くのものを提供し

604
00:32:43.650 --> 00:32:45.243
より少ないコストで活動しているのです

605
00:32:46.470 --> 00:32:50.430
公平に見るとこれはW3Cチームにとって多くのものを

606
00:32:50.430 --> 00:32:52.650
提供するためのプレッシャーとなります

607
00:32:52.650 --> 00:32:54.780
しかし私たちは、会員が支払う資金には限りがあることを認識し

608
00:32:54.780 --> 00:32:55.893
この決断を下しました

609
00:32:57.510 --> 00:33:00.180
このスライドの表を見てください

610
00:33:00.180 --> 00:33:03.033
前回の一般的な価格改定は2008年でした

611
00:33:04.290 --> 00:33:05.520
想像してください

612
00:33:05.520 --> 00:33:06.993
14年前です

613
00:33:08.430 --> 00:33:09.930
2番目の欄には

614
00:33:09.930 --> 00:33:11.643
その当時の会費が書かれています

615
00:33:13.380 --> 00:33:17.550
2015年には12%という少幅な増加を行ないましたが

616
00:33:17.550 --> 00:33:19.203
それは大企業に限った内容です

617
00:33:20.340 --> 00:33:23.580
と同時に中堅企業やスタートアップ企業に対しては

618
00:33:23.580 --> 00:33:25.050
会費額を引き下げました

619
00:33:25.050 --> 00:33:25.890
4列目をご覧下さい

620
00:33:25.890 --> 00:33:28.500
大企業を除いて値上げがないことと

621
00:33:28.500 --> 00:33:31.773
著しく会費が減少していることがわかります

622
00:33:33.360 --> 00:33:35.700
私たちはインフレにもかかわらずそのラインを維持しました

623
00:33:35.700 --> 00:33:40.680
５列目はアメリカの消費者物価指数をベンチマークとして

624
00:33:40.680 --> 00:33:42.550
14年間のインフレを経た現在の

625
00:33:44.040 --> 00:33:47.073
現在の会費の実質的な価値を示しています

626
00:33:48.030 --> 00:33:50.760
そして最後の列は実質的に

627
00:33:50.760 --> 00:33:53.343
全ての会費が大幅に安くなったことを示しています

628
00:33:55.170 --> 00:33:57.210
これらより私たちが提供する利益や機能は

629
00:33:57.210 --> 00:34:00.423
全て実質的なコストの削減を伴っていることがお分かりいただけると思います

630
00:34:02.044 --> 00:34:03.993
どうすればよいでしょうか？

631
00:34:04.830 --> 00:34:06.840
ここからのスライドでご紹介しますが

632
00:34:06.840 --> 00:34:08.370
リソースを必要な場所に

633
00:34:08.370 --> 00:34:10.620
適切に割り振ることが必要なのです

634
00:34:12.060 --> 00:34:13.353
スライド20をご覧下さい

slide-20
00:34:18.150 --> 00:34:19.830
ダイバーシティ・インクルージョンについては

636
00:34:19.830 --> 00:34:22.462
現在ほとんど表面しか見えていませんが

637
00:34:22.462 --> 00:34:25.233
着実に前進しています

638
00:34:26.730 --> 00:34:28.860
まず要件から説明します

639
00:34:28.860 --> 00:34:31.050
ウェブ技術を策定するW3Cの技術コミュニティは

640
00:34:31.050 --> 00:34:33.330
私たちのステークホルダーであり

641
00:34:33.330 --> 00:34:34.860
広範で全てのステークホルダーから

642
00:34:34.860 --> 00:34:37.863
インスピレーションを得るべきです

643
00:34:38.760 --> 00:34:40.590
ウェブは地球のためにあります

644
00:34:40.590 --> 00:34:43.530
私たちのコミュニティも地球と同じように見えるはずですが

645
00:34:43.530 --> 00:34:44.433
まだそうではありません

646
00:34:46.230 --> 00:34:48.360
全てのステークホルダーと同じように見えるという要求は

647
00:34:48.360 --> 00:34:52.500
会員組織として難しいものかもしれません

648
00:34:52.500 --> 00:34:53.490
しかしながら自分たちがどこまで改善できるかを知るためにも

649
00:34:53.490 --> 00:34:55.680
この必須事項を目の前に

650
00:34:55.680 --> 00:34:57.963
掲げておくことは必要です

651
00:35:00.120 --> 00:35:01.560
過去数年私たちは

652
00:35:01.560 --> 00:35:02.910
いくつかの方法でダイバーシティ・インクルージョンに

653
00:35:02.910 --> 00:35:04.503
取り組んできました

654
00:35:06.300 --> 00:35:10.080
私たちはポジティブな職場環境にこだわっています

655
00:35:10.080 --> 00:35:14.340
以前、私たちのメールには悪口、皮肉、他人を見下すなど

656
00:35:14.340 --> 00:35:17.463
嫌味な要素が多く含まれていました

657
00:35:18.420 --> 00:35:22.080
2015年にW3Cは行動規範を作成した最初の規格団体の一つとなりましたが

658
00:35:22.080 --> 00:35:26.970
私たちはそこに留まることはありませんでした

659
00:35:26.970 --> 00:35:29.370
私たちはGeek Feminismサイトから

660
00:35:29.370 --> 00:35:31.320
より包括的な規範を学び、適用し、2021年に

661
00:35:31.320 --> 00:35:34.413
私たちの規範をより改善させました

662
00:35:35.580 --> 00:35:37.110
W3Cが完璧だといっているのではありません

663
00:35:37.110 --> 00:35:40.380
私たちはもっとやらねばならないことはあります

664
00:35:40.380 --> 00:35:41.763
しかしこの規範は状況を改善するための有用な錨となっています

665
00:35:43.500 --> 00:35:46.830
2018年からはW3C技術総会TPACに参加する

666
00:35:46.830 --> 00:35:49.290
少数コミュニティを対象とした

667
00:35:49.290 --> 00:35:52.683
ダイバーシティ奨学金を開始しました

668
00:35:54.390 --> 00:35:57.180
W3C上級組織における進捗と

669
00:35:57.180 --> 00:35:59.133
多様性に関する年次報告書を提供しています

670
00:36:00.000 --> 00:36:02.950
この数年間で私たちは計り知れない進歩を遂げてきました

671
00:36:05.730 --> 00:36:07.230
私たちの目標の中で

672
00:36:07.230 --> 00:36:08.970
この目標が

673
00:36:08.970 --> 00:36:12.300
常に私たちの目の前にあります

674
00:36:12.300 --> 00:36:16.440
「どうすれば私たちの力を合わせて、より大きな変化をもたらすことができるか」

675
00:36:16.440 --> 00:36:18.640
それはこれからも続けていかなければならないことです

676
00:36:19.740 --> 00:36:21.273
スライド21をご覧下さい

slide-21
00:36:25.230 --> 00:36:28.113
これまで私たちの成功を10の戦略要素で論じてきました

678
00:36:29.610 --> 00:36:32.850
なぜ多くの戦略的要素で

679
00:36:32.850 --> 00:36:35.310
これほどまでに成果を上げることができたのか

680
00:36:35.310 --> 00:36:37.173
それはコミュニティの力です

681
00:36:39.120 --> 00:36:41.463
W3Cチームはとても小さなチームです

682
00:36:42.420 --> 00:36:45.363
W3Cのコミュニティは非常に大きなコミュニティです

683
00:36:46.440 --> 00:36:48.510
このチームは重要なファシリテーションの役割を果たすことで

684
00:36:48.510 --> 00:36:52.473
より広いコミュニティの力を活用するために活動しています

685
00:36:54.000 --> 00:36:56.160
しかし適切なファシリテーションを提供するためには

686
00:36:56.160 --> 00:36:58.683
チーム内のリソース配分が大切です

687
00:36:59.640 --> 00:37:02.310
あるテーマについてチーム内で担当者を決め

688
00:37:02.310 --> 00:37:04.680
関係者を集めることで

689
00:37:04.680 --> 00:37:06.033
正しい解決策を導き出せる可能性が高くなります

690
00:37:07.950 --> 00:37:10.950
スライド7で簡単にお見せした表に戻りましょう

691
00:37:11.790 --> 00:37:14.610
2年前のTPAC2020で私は

692
00:37:14.610 --> 00:37:16.050
このスライドのグラフィックを

693
00:37:16.050 --> 00:37:17.583
ACミーティングでお見せしました

694
00:37:18.510 --> 00:37:20.520
これはW3Cが10年以上に渡って

695
00:37:20.520 --> 00:37:24.033
いかに技術のリソースを再配置してきたかを示すものです

696
00:37:25.050 --> 00:37:26.910
当初は莫大な投資が行われましたが

697
00:37:26.910 --> 00:37:29.133
W3Gがどれほどウェブのコア技術に取り組んでいるかが示されています

698
00:37:30.360 --> 00:37:32.340
ティムはチームと密接に協力して

699
00:37:32.340 --> 00:37:34.640
技術を正しく理解するように努めました

700
00:37:35.550 --> 00:37:38.280
ティムが関与を減らす中

701
00:37:38.280 --> 00:37:41.940
コミュニティとTAGが

702
00:37:41.940 --> 00:37:43.590
技術的なアーキテクチャの能力を強化するにつれ

703
00:37:43.590 --> 00:37:46.740
チームのリソースの必要性は別の場所に移っていきました

704
00:37:46.740 --> 00:37:48.270
前述した戦略分野をサポートするためには

705
00:37:48.270 --> 00:37:51.480
チームのリソースが必要でした

706
00:37:51.480 --> 00:37:53.910
そこで私たちは技術のリソースを

707
00:37:53.910 --> 00:37:56.610
インキュベーションの課題、

708
00:37:56.610 --> 00:37:58.938
より大きなコミュニティの構築、産業のニーズ、

709
00:37:58.938 --> 00:38:00.788
ステークホルダー自身が技術リソースをあまり持たない分野の促進に

710
00:38:00.788 --> 00:38:05.670
シフトさせたのです

711
00:38:05.670 --> 00:38:09.273
アクセシビリティ、プライバシー、セキュリティといった

712
00:38:10.170 --> 00:38:13.110
社会的なニーズや国際化に関する具体的な取り組み、

713
00:38:13.110 --> 00:38:15.720
さらにはMiniappsのような

714
00:38:15.720 --> 00:38:18.780
世界各国の技術的なニーズをサポートする取り組みなど

715
00:38:18.780 --> 00:38:20.433
よりグローバルの視点で取り組んでいます

716
00:38:22.680 --> 00:38:25.620
新たな戦略分野へのリソースのシフトを

717
00:38:25.620 --> 00:38:27.730
広範に行うことは未だ完了していません

718
00:38:29.010 --> 00:38:31.710
どの時点でもリソースの割り当てに関して

719
00:38:31.710 --> 00:38:34.530
完璧になることはありません

720
00:38:34.530 --> 00:38:36.510
例えば私の観点では、社会的ニーズに対する

721
00:38:36.510 --> 00:38:38.130
リソースの割り当てが大幅に改善された一方で

722
00:38:38.130 --> 00:38:42.450
セキュリティやプライバシーに対する投資は

723
00:38:42.450 --> 00:38:45.350
まだまだ必要だと考えています

724
00:38:46.290 --> 00:38:49.590
これらのトピックは以前からウェブを悩ませてきたものであり

725
00:38:49.590 --> 00:38:52.540
状況改善のためにやるべきことはたくさんあります

726
00:38:54.240 --> 00:38:55.683
スライド22をご覧下さい

slide-22
00:38:59.610 --> 00:39:02.313
今回私は私たちの戦略の振り返りを行いました

728
00:39:03.211 --> 00:39:05.970
私たちはW3Cというコミュニティの価値を高めるために

729
00:39:05.970 --> 00:39:08.523
力を合わせてきたことに成功したといってよいでしょう

730
00:39:09.750 --> 00:39:12.630
私たちはこれら要素全てにおいて一定の成果を挙げています

731
00:39:12.630 --> 00:39:16.080
全体的な参加、会員数の増加、

732
00:39:16.080 --> 00:39:20.490
産業への焦点、中国への働きかけなど、

733
00:39:20.490 --> 00:39:22.443
信じられないほどの進展を遂げてきました

734
00:39:24.030 --> 00:39:27.003
それぞれの戦略的取り組みには選択肢があります

735
00:39:28.260 --> 00:39:30.570
私たちは正しい選択をしてきたでしょうか？

736
00:39:30.570 --> 00:39:33.570
異なる分野を重視すべきだったでしょうか？

737
00:39:33.570 --> 00:39:36.470
違う選択をすればもっと成功したでしょうか？

738
00:39:37.410 --> 00:39:39.570
後ろ向きに見るとわかりません

739
00:39:39.570 --> 00:39:41.580
しかし今までの要素を組み立ててきたのは

740
00:39:41.580 --> 00:39:42.783
これから前を向いてゆくためです

741
00:39:44.070 --> 00:39:45.060
そこで重要なのは

742
00:39:45.060 --> 00:39:47.313
今後どのような戦略を取るべきかということです

743
00:39:48.210 --> 00:39:50.940
過去10年に追及してきたテーマは

744
00:39:50.940 --> 00:39:52.473
未来にとって正しいものだろうか？

745
00:39:53.460 --> 00:39:55.590
サステナビリティや偽情報など、

746
00:39:55.590 --> 00:39:59.040
新しい問題にどう対処してゆくのか、

747
00:39:59.040 --> 00:40:01.680
また、より多くのウェブステークホルダーに

748
00:40:01.680 --> 00:40:04.683
どうアウトリーチしてゆくのか

749
00:40:06.720 --> 00:40:09.900
2022年4月の私の事前録画では

750
00:40:09.900 --> 00:40:12.933
W3Cの法人化が必要な理由のトップ10をお話ししました

751
00:40:13.830 --> 00:40:15.600
その理由の中には、法人には組織を道ぶくための

752
00:40:15.600 --> 00:40:18.690
有力な人材が集まった取締役会が設置される

753
00:40:18.690 --> 00:40:20.283
というものがありました

754
00:40:21.360 --> 00:40:23.580
今後は、その新しい取締役会が

755
00:40:23.580 --> 00:40:26.670
組織の決定を行なってゆくことになります

756
00:40:26.670 --> 00:40:28.410
これについて私は、取締役会や

757
00:40:28.410 --> 00:40:30.993
W3Cコミュニティと協力することを楽しみにしています

758
00:40:32.520 --> 00:40:34.053
スライド23をご覧下さい

slide-23
00:40:36.300 --> 00:40:38.163
ここまでご覧いただき、ありがとうございました

760
00:40:39.030 --> 00:40:41.370
コロナ感染による咳で

761
00:40:41.370 --> 00:40:44.220
プレゼンテーションが大変なことになっていないといいのですが

762
00:40:44.220 --> 00:40:46.230
お詫びします

763
00:40:46.230 --> 00:40:47.790
TPACで直接、あるいはリモートで

764
00:40:47.790 --> 00:40:50.670
参加していただけることを楽しみにしています

765
00:40:50.670 --> 00:40:52.203
ありがとうございました。よい日をお過ごし下さい

